高校生の教育支援

遠隔授業

宮城県では、入院中の高校生の学びをサポートする体制として、学校と病院を情報通信ネットワークで結び、遠隔授業を行うなど、学習機会の確保や復学に向けた支援をしています。文部科学省から指定を受けた高校では、遠隔授業を受けた分の単位が認められる場合もあります(詳細は各自治体の教育委員会にお尋ねください)。

例)同時双方向型遠隔授業:インターネットを経由して、学校からリアルタイムで授業が配信されます。教室で授業を受けているクラスメイトと双方向のやりとりができます。

東北大学 医学部生による学習支援

2017年より東北大学医学部生が中心となり、高校生の希望者に対して学習支援を行っています。年齢の近い大学生との交流は、復学や進路などに関する不安の軽減につながっています。

AYAルーム

AYAルームとは、高校生、大学生、専門学校生、大学や専門学校などへ進学を考えている方々を対象に設置された学習の場です。小児医療センター内(西5階病棟)に設置されています。デスクをパーテーションで区切り、パーソナルスペースを確保することができます。

病気で長期入院せざるを得ないAYA世代患者からは「学習の遅れが心配」「友だちが学校のことで盛り上がっていると疎外感を感じてしまう」などのお話があります。入院中や治療中であっても、学校との繋がりを持ち、学習を継続できることは治療への意欲にも繋がります。感染症流行中は対応が異なる場合がありますが、ご興味のある方は各病棟の師長またはソーシャルワーカーへご相談ください。

東北唯一の小児がん拠点病院として。

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