お子さんへのサポート

心理的ケア

長期間にわたる入院治療は、お子さん、そしてご家族にとって、非常に大きな負担とストレスをもたらします。そこで入院後、比較的早い段階から心理士が関わりをもち、患者さんやご家族の負担を軽くするための心理的な支援をしています。

入院中の患者さんは、精神的に落ち着いて過ごせる時期もあれば、不安が強くなる時期もあります。また、精神的に不安定になった患者さんへの対応に、ご家族が悩まれることも少なくありません。患者さんやご家族に接するなかで、そうした心理的な問題点が見られた場合には、小児がん総合カンファレンスで情報を共有し、発達検査など患者さんの心理状態を把握するための様々な取り組みを提案することもあります。

また退院される患者さんには、看護師、ソーシャルワーカー、臨床心理士、院内学級教師の立場から退院に向けての助言や提案をさせていただいています。

緩和ケア

緩和ケアとは

病気に伴う心と身体のつらさを和らげ、生活の質にも焦点を当てて関わっていきます。
診断を受ける前からすでに痛みや倦怠感などの苦痛症状があり、小児がんと診断された際には、お子さん・ご家族ともに気持ちが落ち込むこともあると思います。緩和ケアはそのような心と身体のつらさや治療による苦痛を和らげるよう関わります。緩和ケアの開始は診断時から始まり、闘病生活を通してケアを提供します。必要時には、緩和ケアチーム(名称:東北大学病院サポーティブケアチーム)と病棟スタッフが連携し、お子さんとご家族を支援します。

東北大学病院サポーティブケアチームによる緩和ケアの実施体制

東北大学病院がんセンター内にサポーティブケアチームを設置しており、小児がんも対象としています。

構成
  1. 身体症状の緩和を担当する医師
  2. 精神症状の緩和を担当する医師
  3. 緩和ケアの経験を有する専従看護師
  4. 緩和ケアの経験を有する薬剤師
  5. メディカルソーシャルワーカー
  6. 理学療法士
  7. 管理栄養士

東北大学病院がんセンター内に小児腫瘍センターが組織化されたことにより、痛みを伴う病状および終末期医療における緩和チーム医療を提供しやすい環境となりました。より早期からチームと連携して、お子さんの全身症状や疼痛緩和を積極的に行っていきます。

東北唯一の小児がん拠点病院として。

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