人材育成

東北大学小児科における小児科専門医の育成

小児科研修プログラムinみやぎ

東北大学小児科を核とし、宮城県立こども病院などの拠点病院小児科が参加する小児科専門医育成プログラムです。年間10名以上の小児科専門医を育成しています。

小児がん専門医の育成

東北大学病院は日本小児血液•がん学会専門医研修認定施設に認定されており、当院で作成した小児血液•がん専門医研修プログラムに従って、専門医の育成を行っています。症例数が多く疾患も多岐に渡り、多くの教官がいますので、充実した研修を受けることができます。小児がん診療に関する専門医・認定医として以下の資格取得が可能です。

日本小児血液・がん専門医になるためのタイムスケジュール表

地域ブロック内での人材交流

東北地区では東北がんプロフェッショナル養成推進プランが機能しており、小児がん診療病院も参画しています。東北ブロック特有の問題点として、医療圏が広く、また小児がん専門医が少ない点が挙げられます。今後、当該プランを通じて、小児がん研修希望者の受入れ、地域連携病院の医師の教育、人材交流と研修•教育を予定しています。

小児がんに関する研修

東北ブロックおよび東北大学病院において、小児がんに関する定期的な研修を継続して行っています。他にも要望の多いテーマで、勉強会を随時予定しています。

実施予定期間 対象者 研修内容
年1回
(4月)
医師 東北小児白血病研究会において、特別講演による小児白血病の専門知識の習得と、小児白血病症例検討を行う
年1回
(3月)
医師 東北小児がん研究会において、特別講演による小児がん専門知識の向上と、小児がん症例検討を行う。
毎月1回 医師 宮城県立こども病院血液腫瘍科・弘前大学小児科との合同カンファレンスにおいて、小児がん症例検討と情報共有および妙読会を行う。
毎月1回 医師 小児科と脳神経外科とで行う合同カンファレンス。
毎週1回 医師・看護師・臨床心理士・院内学級教師・保育士・ソーシャルワーカー 小児がん総合カンファレンスにおいて、多職種による入院中の全小児がん症例のトータルケアや復学に関する検討と情報共有を行う。

東北唯一の小児がん拠点病院として。

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