11月25日、小児病棟食堂にて、『院内学級小中合同学習発表会』が開催されました。年に一度の学習発表会では、これまでに授業で習ったことや校外学習での体験を元に、作った作品を発表したり、この日のために練習してきた朗読や音楽を披露します。
小学校の部は、合奏や「あひるのあくび」の音読、「ふるさと　いわき市のひみつ」、英語劇「大きなかぶ」そしてハンドベルの演奏というプログラムでした。「大きなかぶ」では、最後にマリオも登場して、やっと大きなかぶを引き抜くことができました。難しい英語の台詞を言いながら演技するのは大変だったのではないでしょうか。「ふるさと　いわき市のひみつ」の発表では、いわき市の歴史や地理などが紹介されました。中でも、いわき市がひらがなの「いわき市」になるまでの変遷はとても興味深かったです。
中学校の部は、「つ・な・ぐ」をテーマにした箏の合奏、「院内学級カレンダー」や「海の世界」の作品披露というプログラムでした。
全員そろっての練習ができなかったそうですが、最初は不安と緊張でいっぱいの様子だった子どもたちも、後半では演奏を楽しむ余裕が出てきたように感じられました。病院のスタッフ、院内学級の先生方、そしてお母さん方から子どもたちへたくさんの拍手が送られて、学習発表会は終了しました。